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【演劇部】第5回ねりま終活フェスタに参加しました!(終活劇『おばあちゃんの話』)

清真学園演劇部は、10月12日(日)に東京都練馬区のココネリホールで開催された「第5回ねりま終活フェスタ」にて、終活劇『おばあちゃんの話』を上演しました。

☆終活劇『おばあちゃんの話』についての資料(終活劇『おばあちゃんの話』について、その歴史や内容等についてまとめました。詳細を知りたいかたはどうぞご覧ください。)

終活劇『おばあちゃんの話』について

この作品は2019年に当時の中学3年生部員が中心となって執筆しました。主人公アケミと家族の物語を”「人生会議」をしなかった場合”と”「人生会議」をした場合”それぞれの様子を描き、「人生会議」「終活」の大切さを伝えるものです。台本作成、上演に当たっては筑波大学附属病院総合診療科神栖地域医療教育センター(当時)の細井崇弘医師から指導、監修を受けました。初演は2019年11月、神栖市かみす防災センターで開催された「終活フェス」です。

それから6年。今回は東京都練馬区のNPO法人「楽膳倶楽部」様から依頼されて、「第5回終活フェスタ」(主催:練馬終活協働チーム、後援:練馬区)に参加しての公演となりました。いろんな方の”縁”がつながり、まさかの東京公演が実現したことに驚くばかりです。

当日は、初演時に監修・指導を受けた細井医師も参加。2019年初演当時と同じように丁寧な解説をしてくださいました。また同様に2019年当時、支援して下さった阪本直人先生(筑波大学総合診療科)のほか、台本を執筆した出頭あかりさん(大阪大学在学中)も駆けつけて下さり公演は大変充実したものになりました。

この作品が取り上げている「人生会議(ACP=アドバンス・ケア・プランニング)」は厚生労働省が、”自らが望む、人生の最終段階の医療・ケアについて話し合う”ことについて普及啓もうを推進しているものです。

「人生会議」普及の取り組みに、高校演劇が貢献している事例は、全国的にも珍しいものだと思います。高校演劇が、医療や福祉とかかわりを持つことは、部員にとっても大変貴重な素晴らしい経験となりました。

この場を借りまして、当日会場にお越し下さった全てのお客様、練馬区の皆様、ココネリホールの皆様、そして何よりも終活劇『おばあちゃんの話」に目を留め、招待して下さった楽膳倶楽部の皆様に、心からの感謝を申し上げたいと思います。

また当日は本校の放送委員の皆さん(顧問の佐久間先生他生徒2名)が、音響機材の設営と機材操作を手伝ってくれました。放送委員会の素晴らしい仕事にも心から感謝申し上げます。

このような地域貢献、社会貢献の機会があれば今後とも積極的に参加していこうと思います。

今後とも清真学園演劇部への応援よろしくお願いします。

★終活劇『おばあちゃんの話』に関するお問い合わせは顧問まで。

★「第5回終活フェスタ」のパンフレットはこちら 練馬終活フェスタパンフレット