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10月15日(木)山形大学 坂井教授(文化人類学・アンデス考古学、山形大学ナスカ研究所副所長)をお招きして以下の内容でSSH科学講演会が開かれました。
近年、衛星画像やドローン画像にAIを組み合わせた調査により、ナスカの地上絵が新たに数百点発見されました。地上絵の制作年代は、周辺から出土した陶器の年代測定などから、紀元前300年頃から紀元後100年頃と推定されています。地上絵は聖地や神殿へ向かう道沿いに描かれ、その種類や配置には共通するパターンが見られます。坂井教授は、文字のない人々が、地上絵を通じて価値観を共有していたのではないかという仮説を示されました。
生徒達からは『絵文字と未解読文字の違いは何ですか?』などの質問が出され、活発な意見交換がありました。また、講演後には次のような感想が寄せられました。『ナスカの地上絵が数百あること、何かストーリーのようになっていることに驚きました。文字の絵の違いなども面白かったです。』『地上絵は昔に描かれたのか疑うほどに大きくてしっかりしていました。線タイプしか知らなくて、面タイプもあるのは衝撃でした。神官の首に関する地上絵もあって種類が多くて面白かったです。』『すごく面白かったです。リーゼントの線タイプの地上絵が1番気に入っています。広大な土地を歩いて研究するなんて体力面もすごいと思いました。』『探究活動で行っている研究が楽しいですが、先生も研究を楽しまれているということで、とても参考になりました。地上絵は上空からしか見えないというイメージが覆り、山の斜面など地上からも見える工夫がされていたり、水害を避ける場所を選んで描かれていたり、当時の人々の緻密な計画性に驚かされました。ただの巨大なアートではなく、人々の切実な祈りや生活が詰まった場所なのだと感じました。』
