理科

理科の指導方針

理科の指導方針 
 理科は物理・化学・生物・地学科目間の緊密な情報交換を行いながら、専門性を生かした教育を目指しています。
 授業計画は生徒の発達段階に応じた目標をたて、本校教育の根幹である6年一貫制を最大限に活用できるようにしてあります。具体的には実験をできる限り多 く取り入れ、その体験に基づいて自己の特性に合った科目選択ができるように工夫してあります。最終的に、理科系志望者が毎年6割程度を占めています。

 高校1年では週6時間の授業の間に、
①清真学園中学校からの入学者に対しては、
 1)物理・化学・生物について基礎的内容の復習を含めること
 2)数学的論法を理科で充分使いこなせるようにすること
 3)論理的思考を深めること
などを主目標として、進度をおさえ気味にし、
②清真学園高等学校からの入学者に対しては、
 1)基本の範囲でそれぞれの科目の持つ情報をまず知らしめ、高校2年での理
   科の科目選択にあたって、情報不足になることがないようにすること
 2)できる限り、実験を実施し理科の楽しさを味わってもらうこと
を主目標に、夏季と冬季の講習期間を活用して授業を行ない進度を合わせています。

 中学時の目標は
 1)実験などの体験を通して、関心を持たせる

 2)些細な事象にも疑問を抱き、進んでその解決をはかろうとする自主性を身
   につけさせる

ことであり、
中学1年では
・身のまわりの観察・体験をさせる

・基本的器具に習熟させる

中学2年では
・多種多様な実験を通して身のまわりに比べて細かい世界、あるいは
 巨大な世界に目を向けさせる

中学3年では
・知識欲を持たせる

・疑問の解決に際し、科学的論理的思考力うを身につける

・数学的手法を用いて理科の応用力をつけさせる

・誤差を認識させる

・単位の意味を考えさせる

を目標としています。

 高校1年では物理・化学・生物の3科目を必修とし、授業を通して科目と進路と
の関連を認識してもらうことで、2年次の科目選択について深く考えます。
高校2年は物理・化学・生物・地学から1~2科目選択することになります。
また、『一般教養としての理科』の含みをもたせてあります。
高校3年に入ると、各自の進路に合わせて週0~6時間、最大2科目の選択

授業を実施します。ここでは、どの授業科目においても、後期から大学入試を

意識した演習に入り、入試直前の希望者に対する個別指導へと続け、効果を上

げています。

各学年の長期休業中には必要に応じて、特別講習、教科書外実験教室等が開
催されます。一例を挙げると、化学では高3の夏季休業中に、一週間の日程で、
教科書では扱われない『無機分析実験』を選択の生徒に課し、実験事実の細か
な発見・ひとつひとつの操作の持つ意味の認識等、改めて『考えさせる』こと
に役立っています。
中3の冬季休業では、食品に対し、調理ではなく化学からアプローチする

『実験演習』を希望者に実施し、身近な物事への新しい発見、楽しさを認識さ
せています。(理科主任)